2018.5.14

三協立山 三協アルミ社 インテリア建材シリーズを一新 多様化するニーズ、トレンドに応える

アルミメーカーの技術力をインテリア建材に

三協立山 三協アルミ社はこれまで提供していたインテリア建材シリーズ「ウッデリア」を一新。新たに建材シリーズ「LiVERNO(リヴェルノ)」を昨年11月より販売している。豊富なデザインバリエーションとわかりやすい価格設定により、多様化するニーズや強いこだわりを持つ施主の要望に応える。認知拡大とさらなる提案強化で初年度の販売目標28億円の達成を狙う。

三協立山 三協アルミ社は26年前より販売していた建材シリーズ「ウッデリア」を一新し、昨年11月から建材シリーズ「リヴェルノ」の販売を開始している。リヴェルノには、室内ドア、機能ドア、室内引戸、機能引戸、クローゼット、間仕切りのほか、高齢者施設向けの「大開口引戸」などをラインナップ。最新の印刷技術を取り入れた「新特殊化粧シート」を採用し、天然木の風合いや手触り感をリアルに再現した。

リヴェルノの最も大きな特長が豊富なデザインバリエーション。室内ドアと室内引戸には全40種類のデザインを用意している。アルミメーカーとしての技術力を生かし、アルミ形材に4種類のガラスをランダムに配置し黒の額縁で引き締めたデザインや、広い彩光部を黒い額縁で引き締めレトロ感を表現したデザインなどを用意した。これまでは1枚のガラスに格子を貼り付けたデザインだったが、アルミ形材と硬質グレイジングチャネルと呼ばれるパッキン材を利用した構造により、アルミ形材でガラスを組み上げ複数のガラスを1枚の扉に組み込むことに成功したという。同社技術開発統括部 住宅商品開発部 住宅商品企画課 副主事の吉野寿美枝氏は「硬質グレイジングチャネルを利用した新構造の技術は特許を取得しており、他社にはないデザイン」と話す。


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