2016.6.30

国交省、全国版空き家バンクを構築へ

活用可能な空き家情報を集約化 民間ポータルサイトとの連携も検討

国土交通省は、全国の空き家情報を集約化するなどし、空き家の活用が円滑に進むスキームを構築する。関連予算を2017年度の予算概算要求に盛り込み、来年度から実施していきたい考え。

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国土交通省が昨年実施した調査では、耐震性、腐朽・破損、最寄駅からの距離から判断し、活用できる可能性のある空き家は48万戸と推計されている。だが、活用できる空き家の情報提供体制が十分には整備されているとは言えない状況だ。

このため、同省は活用できる可能性がある空き家とそうでない空き家を整理し、活用できる空き家については情報発信とマッチングの環境整備を行う。